地盤調査
建築予定の地盤の強度を調査しないと、適切な措置を施すことができません。
また、調査しないで建築することは法律違反にもなります。
データから、地盤補強工事の必要のあるナシを判断し、地盤補強が必要な場合は、データーを解析し適切な工事を行います。
地盤の強度を調べるのに最も普及している調査方法です。
スクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に25kg、50kg、75kg、100kgと順々に荷重を加えて貫入を測り、貫入が止まったらハンドルに回転を加えて地中にねじ込み、25cmねじ込むのに必要な半回転数を測定します。
測定終了後にロッドを引き抜き付着している土の状態を調べますので、ある程度の地質形状も把握できます。
正確な地盤データを収集する為に、普通は全自動試験で調査を行います。(JIS規格 A1221)
1宅地につき基本的に建築予定物外周部4ポイント調査を実施致します。更に、現場で地盤情報がもっと必要な場合には追加ポイント調査を行ないます。
表面波探査法は地盤工学会で定めている「物理探査」という調査方法の一つです。
地表に起震器を設置し人体には感じない程度の人工地震を地盤に与え、その地震波の速度を計測して地耐力に換算します。
ガラ・礫等の異物の混入や層厚の判定、細かい地耐力計算もできる最新式の調査方法です。
非破壊調査ですので、どんな地盤でも確実に深度10mまで調査できます。
また、層圧等の判定により長期にわたって起こりえる地盤の沈下量計算(建設省告示第1347号適応)も行う事ができます。(建設省告示第111号・技術審査証明第0904号)
1宅地につき基本的に建築予定物外周部と中心部の5ポイント調査を実施致します。
更に、現場で地盤情報がもっと必要な場合には追加ポイント調査を行ないます。
標準貫入試験は動的貫入試験であり、源位置における土の硬軟・締まり具合又は土層の構成を判定するためのN値を求めるとともに土質試料を採取する調査方法です。
サンプラーにより土試料採取ができるので、土の性状が正確に把握できます。また、採取試料を各土質試験にかける事により、さまざまな土質データを得ることができます。(JIS規格 A1219)
1宅地につき基本的に中心部の1ポイント調査を実施致します。
平板載荷試験は源地盤に直径30cmの載荷板をおいて荷重を与え、この荷重の大きさと載荷板の沈下との関係から、ある深さまでの地盤の変形や強さなど支持力特性を調べる調査方法です。(JGS規格 1521)
1宅地につき基本的に中心部の1ポイント調査を実施致します。
調査データをあらゆる角度から解析。
些細な危険要素も見逃しません。
調査で収集したデータを、ノウハウを駆使して徹底的に解析した上で検討。
地盤の周辺状況から、お施主様の建設予定地の過去から未来までを浮き彫りにし、これからの些細な危機をも回避する対応策を立案します。