マイホームに入居した後、毎年かかるのが固定資産税と都市計画税。毎年4月ごろに市区町村から通知が届き、6月から年4回に分けて納めるのが一般的だ。いずれも1月1日時点の所有者に課せられるものなので、新築住宅の場合、引渡しを受けた年には建物分への課税はない。ただし、新築住宅の土地分や、中古住宅の土地と建物分の税金は、その年分の税金を、売主が支払うことになるため、引渡日を基準に税額を日割り計算し、購入時に精算することが多い。
固定資産税、都市計画税の税額は、土地、建物それぞれの固定資産税評価額に一定の税率をかけて計算する。床面積50m2以上280m2以下の新築マンション、一戸建ての場合、マンションは5年間、一戸建ては3年間、固定資産税の建物部分にかかる税額が2分の1に軽減されるため、入居当初の税額は低くなる。
●固定資産税・都市計画税の計算例(※)
評価額とは固定資産税評価額のこと
土地面積200m²以下、建物面積120m²以下の例
固定資産税 | 土地 |
評価額×1/6×1.4% |
建物 | 評価額×1.4%×1/2 | |
都市計画税 | 土地 | 評価額×1/3×0.3% |
建物 | 評価額×0.3% |
固定資産税の軽減期間が終了すると(マンションは6年後、一戸建ては4年後)、下のグラフのように税額は5万円前後アップする。しかし、その後は少しずつ下がっていくケースが多い。固定資産税評価額は3年ごとに見直されるが、年を経るにつれ、建物の評価額が下がるためだ。
※4000万円で販売された実例をもとに試算。評価額は以下の通り(土地評価額は20年間変わらないと仮定)。
マンション(23区の例)/土地528万円、建物1037万円
マンション(23区外)/23区と同じ評価額と仮定する場合
一戸建て(松戸市の例)/土地1287万円、建物1055万円
(試算/税理士法人タクトコンサルティング)
東京23区内の新築住宅は他の自治体より税額が低い |
東京23区内で、2008年1月1日までに新築される、床面積50m2以上120m2以下(※1)のマンション・一戸建ては、新築から3年間、建物にかかる固定資産税・都市計画税が全額減免される(右グラフ)。
また、土地(※2)にかかる都市計画税の税額も2分の1に軽減される(平成19年度)
※1これ以外の広さの住宅は一部減免
※2敷地面積200m2までの住宅用地